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私が工房に伺ったのはGW前半でした。商店街ではイベントも開催中でしたが、「ガラン」とした印象はぬぐえない印象。連休が終われば、なおさらの状況のようです。粘り強く継続支援をしている方々にも「息切れ」感が蔓延してきているのを感じました。
「自分の問題として」というのは無理なのは解っていますが、やはり一人でも多くの方が思いを寄せ、半歩でも良いから行動してほしいと思います。それが集まれば変わると思う。

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GWも終わり最初の日曜日・・・午後4時の気仙沼市南町商店街の様子です(;;)
本当に人通りが少ないです(泣)かつての
南町の賑わいが戻るのは、マダマダ時間が掛かりそうです。

4月24日にプレオープンした“気仙沼工房:藍”ですが、本日までに10日間ほど工房に居りましたが、県外からの支援活動をされて居られる方、藍染教室の生徒さん現地(気仙沼市)へ移住されて活動されている方々、本当に様々な方々が来られる中で、今まで以上に現地の情報や現状が伝わって来ます。
今日も気仙沼市内の仮設住宅や在宅被災者の方等、実に多岐に渡って支援されている団体の代表と、本当に必要な支援についてご提案を頂きました。
今後の“気仙沼工房:藍”と現地の皆さんとの関わり方や、当団体を含む現地での活動の方向性を検討させて頂きました。

又、本日は気仙沼市内の3ヵ所の仮設住宅で「手仕事支援」や「物作りサークル」をされているグループの代表の方が来られて、皆さんが作られている商品の“販売依頼”や“手芸品教室”等の開催依頼も・・・本当に現地事情は様々です。
広い様で狭い気仙沼、良きも悪しきも“工房:藍”の話題も伝わるのが早いですね。

皆さんの切実な願い「物を作っても売る場が無い」・・・当初は“手仕事支援”で持ち込んでくれた団体が買い上げてくれていたが、現状は仮設の集会所に置いていても中々買ってくれる方が居ない・・・
皆さんにお話したのは、クオリティーの問題もありますが、エール商品(復興支援販売商品等)の売れ行きは、昨年GWを過ぎた頃から何処でも極端に落ちています。震災風化のスピードと比例して、確実に落ちて行きます。
気仙沼は気仙沼の特色や、商品の特色を出さなければ・・・皆さん頷いて居られましたが商品ブランディングとなると、やはり?になられます。

工房:藍では、その様な方々の商品を「手作り手芸品」としてブランディングも含めて、販売支援(販売ブースの活用)を行って行きます。
我々には我々にしか出来ない事もある様です・・・。

それにしても最近は、現地で根を下ろして活動されている団体も、県外から通って活動をされて居られる団体も「現地事情が複雑で・・・」と良く耳にします。
現地の方々も「何も変わらない場面」と「巡るしく変わる場面」の狭間で“疲れて”居られます。

私もそうですが・・・常に「出る杭は打たれる」状態ですね。現地で震災当初から頑張って居られる方でも?何か?“足の引っ張りあい”?と感じてしまう場面が多々あります。実に悲しくて愚かな事か?
「一日も早い復旧・復興」と言いながら、何がしかの“固定概念”にとらわれて・・・

Timeline Photos

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